まずは、アンティーク家具を実際に見て触れて知ることです。
デザイン・色・艶・彫刻等の装飾的な要素と、ご自宅で使うために必要な実用性を考慮して、機能・強度・メンテナンス性もチェックをするポイントです。
可能であれば引き出しや扉の開閉やガタツキ、キズ等も確認して下さい。
インターネットショッピングサイトを利用される場合は遠方で現物をご覧になることが出来ない場合が多いのではないかと思います。
その場合は、質問や疑問点などをショップに聞いてみるのも1つの方法です。
次に、何処に置いてどのように使用するかを考えます。
設置場所や使い方が決まれば、実際に置く場所のスペースを確保することが大切です。
予め置く場所のスペースには引き出しや扉、人物の有効スペースも考慮しておくと、家具選びの失敗を防げるのではないでしょうか。
そして、アンティーク家具は一点ものが殆どです。
似たようなデザインであってもサイズが少し違っていたり、素材が違っていたりということが多いです。
そのため、お気に入りの家具が見つかったら他の人に先を越される前にできるだけ早い購入への決断も必要です。
ですが、家具の状況や詳細をよくチェックしていなかったり、設置場所のスペースの確認や確保が出来ていないと購入後に後悔することも考えられます。
商談期間を設けるなどして家具の疑問を解消して検討したり、スペースの確保を行うことをおすすめします。
最期に、アンティーク家具というものは時代を超えて愛されてきた家具で、約100年間もの間に湿気・乾燥を繰り返しヒビや割れ、がたつきがあるのは自然なことです。
購入した後も長く愛用するためにも補修は大切なポイントになります。
補修や美装、そして保証があるのかどうか購入前に確認しておくと安心してアンティーク家具ライフを楽しめるのではないかと思います。